2007年4月24日火曜日

9.6インチ液晶 Apple TV



見た目にもとってもシュールな9.6インチ液晶 Apple TVが販売されている事がわかった。
色も鮮やかなリンゴの形をしている本体全面の観音開きの扉を開けると、ブラウンの縁取りがある液晶が現れる。扉にはスピーカーが搭載されている。チューナを内蔵していてテレビ放送を楽しめるほか、800×600 SVGAのPC用のモニタとしての使用も可能だし、S-VIDEO入力で、ビデオモニタとしても使える。葉っぱと茎はシリコンラバーと形状記憶ワイヤーで補強されていてとても丈夫だと主張している。
とてもすばらしいデザインで非の打ち所はないのだが、強いていわせてもらうならば、設置スペースを無視してでも平たくしないでリンゴの形状をもっとリアルに再現してほしかった。いっそのことキューブ型のほうが欲しいと思う方は多いかもしれない。

ほかにも、サッカーボール型や犬型など多数のユニークなデザインが用意されている。中には「まともな」デザインの物もあるようだ。値段は69800円と高めだけれど、8000円から20000円(機種によって差がある)キャッシュバックがされるキャンペーンを実施中(5月31日まで)なので、要チェックだ。ただし、残念な事に、肝心なこのリンゴ型の機種はキャンペーン対象外のようである。


アウトレットミスターマックス

2007年4月14日土曜日

Leopardのシークレットがこんなのならいいのに



 Bumptopという3Dデスクトップインターフェースはもう1年近くも前に発表されているものだけど、LeopardのFinderがこんな風になったらいいなと勝手に妄想している。最近漏れ伝わってきているFinderの新機能としてアイコンの大きさを個別に指定できるみたいなものもあったけど、このインターフェース上ではその機能はとても生きてくると思える。平面なウインドウ上でアイコンの大きさを変えるだけでなくて、奥行きのある3D表示だから、アイコンの大きさだけでなく奥の方にある(=あまり重要ではない、使用頻度が低い)手前の方にある(=重要、よく利用する)みたいな表現が可能だ。
 これって、AppleTVのスクリーンセーバーの表示に通じるところがある。小さな写真と大きな写真ではなくて、奥の方にある写真と手前の方にある写真ということだ。もちろん重なり合ってもいる。

 さらに注意深くこのムービーを見ると、表示されているのはアイコンだけでなくて、写真やWebページなども表示されている。つまり、アプリケーションのウインドウも同じレベルで扱えると言うことを意味するわけだ。別の言い方をするとFinder上での操作とアプリケーション上での操作がシームレスになるということ。これを、iLifeが表示する書類のウインドウという風に考えてiLifeのインターフェースが大幅に変更になることを想像すると、なぜiLife '07がいまだリリースされないのか、iLife '07がLeopard専用ではないかと噂されている理由がよくわかる。iLife '07の目玉はこの新しいインターフェースで、それはすなわちLeopardのシークレットであるから、Leopard発売前にはiLife '07はリリースできないということなのだ。また、Leopardの最新ビルド(9A410)のユーザインターフェースのテーマが、それまでの「Brushed Metal」からよりシンプルな物に変更になったなどということなどは、ユーザインターフェースが大幅に変更されることを隠していると考えればどうでもいいことなのかもしれない。

 新しいハードウエアの噂として「タブレットMac」なんてのもあるけれど、このインターフェースをタブレットMac上で、マルチフィンガータッチスクリーンで操作したらとても直感的でわかりやすいそれでいて効率的なインターフェースになるように思う。こんなインターフェースを実現しようとしているとすると、様々な問題にぶつかったりしてLeopardの開発が遅れてしまっているということも容易に想像がつく。もっと妄想を働かせると、Bumptopのサイトがほとんど去年のままであまり動きが無いように見えるのも、もしかしたらすでにAppleに買収されてしまっているのではないかという推測も出来る。買収は、こんなインターフェースの技術をMicrosoftに利用されることを防ぐ意味もあると思うし、Leopardへ搭載する新機能を隠すという観点からも公表されないでいることも不自然ではない。

 ただし、このインターフェースをAppleが採用するとしても、そのまんま実現するとは考えにくくて、もっと洗練されたカタチにするのは間違いないし、他の技術と組み合わせて「真に革新的」といえるものになってくれることを期待する

参考リンク
Bumptop
机の上っぽい3次元デスクトップ「BumpTop Prototype」

2007年4月5日木曜日

あの「1984.」のパロディにヒラリークリントン


 来年の大統領選に向けて、おなじみの「ネガティブキャンペーン」が始まっているけど、ニュース番組で流されていたオバマ氏の支援者が作成されたとされているビデオはどこかで見たようなシーンが。そう、あの伝説的なCM「1984.」をパロったもので、巨大スクリーンに登場する支配者がヒラリークリントンの顔のアップになっている。



 ヒラリークリントンが喋っている内容はよくわからないので、これがネガティブキャンペーンとして効果がどうなのかわわからないものの、意図は理解できる。それにしてもよく出来ている。最後に『On January 14th, the Democratic primary will begin. And you'll be see why 2008 won't be like "1984."』のメッセージ、そしてちょっと笑っちゃう6色のロゴマークが表示されて終了する。この変なロゴマークは、オバマ陣営のロゴマークに葉っぱを付けて、6色にしたもの。本来のオバマ陣営のロゴマークは、ビデオ内ではハンマーを持って走る女性のきているタンクトップの胸に描かれている。(オバマ氏のサイトで確認できる)女性の胸のロゴマークはオリジナルではピカソの描いたマックのロゴになっていたところ。よおく見るとシーンチェンジの際に変え忘れている場所がある。スローかコマ送りで見ないと見逃すかも。そして、この女性がiPodを付けているところを見ると、元になったムービーはオリジナルのCMのものではなくて、最近リメイクされた方のものと思われる。

ニュース内では、このビデオがアップルのCMのパロディであることには触れられていなかった。

2007年4月4日水曜日

8コアのMacProが発売開始



 本日午後8時頃から、Apple Store USが「We'll be back soon.」になっていたが、10時すぎには復活。新しく発表されたのは、8Core MacProだった。日本のアップルもトップページが差しかわっていて、MacProの製品紹介ページにも8コアの文字が躍っているが、日本のアップルストアではまだ8coreのプロセッサは選択ができないようだ。新しい製品が発売と言うよりは、BTOのオプションでプロセッサの選択肢が増えただけとはいえ、3.0GHzの8コアのMacProは人によっては待ちにまっていた製品かもしれない。

《追加情報》
5日午前1時現在、日本のアップルストアでも8コアのプロセッサを選ぶことができるようになっています。24時間以内出荷。価格は、標準構成にプロセッサを8コア(3.0GHz Quad-Core IntelXeonを2基搭載)に変更すると、+188,790円の508,590円(税込)となります。

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