ちょっと息抜きに映画の話でも。といいっても、最新の映画情報ではなくて古い映画の話だ。たまたまスカパーでやっていたある映画を見るととはなしに見始めていつしか最後まで見てしまった。これが面白かったので紹介する事にした。タイトルは「サベイランス/監視」で2001年に日本でも公開された作品らしいけど、私はいままで見た事が無かった。当時は、ネット上とかで話題になてったのかな。あらすじは、巨大ソフトウエア企業の社長であり、天才プログラマのゲーリーとガレージで仲間と会社を興して明日を夢見る若き天才プログラマのマイロとの、いわば天才vs天才の戦いを描いている。衛星を使った全世界規模な通信システム「シナプス」の実現を目指すナーブ(N.U.R.V.)という会社が、実は天才的なプログラマ達を監視していて、よいプログラムを書き上げたところでプログラムのソースコードを奪って殺してしまうとんでもない集団。しかも社長ゲーリーは、それを自分が書き上げたプログラムとしてプロジェクトに提供する。マイロはその天才的なプログラム技術を買われてナーブに抜擢された社長のお気に入りなのだが、その恋人も、ナーブが送り込んだスパイだった・・・。
と、6年前の映画のあらすじをここで詳しく書いてもしかたがない。ポイントは映画に出てくるコンピュータやらデジタルなガジェットやらが、たった6年前なのにかなり懐かしいということにちょっと驚いた。PowerBookG3がちらっと出てくるし、悪事をつきとめる糸口となる「保育所」にあるコンピュータは、レゴのような筐体をしているけれど、キーボードはどうみてもApple純正のキートップが黒い頃のものだ。外付けのCD-RWドライブやら、Palmやら確かにそういうのあったよねって物が沢山出てくる。
笑っちゃうのが、ゲーリーが盗んだプログラムのソースコードをマイロに見せて、マイロはちらっとソースを見ただけで「これはすごい、すごい圧縮率だ」とか言うシーン。ま、二人とも天才だからね。
結局、ゲーリーの悪事を暴露するために、「シナプス」を完成させた上で衛星を乗っ取り、世界中に一斉に放送をしちゃった上に「シナプス」のソースコードを公開してダウンロードフリーにしちゃうのだけど、ゲーリーが逮捕された後「すげえ、1秒間に400件のアクセスだ」とか言っている場所がいわゆるガレージなんだけど、どこぞのカリスマが世界初のパーソナルコンピュータを作り出したあのガレージと雰囲気がよく似ているんだな。アメリカのガレージってみんなあんな雰囲気なのかな。そういえば、ゲーリーっていう名前もそうなんだけど、これもどこぞの巨大ソフトウエア企業のあのひとをモデルにしているんだろう、雰囲気がよく似ている。
追記
まだ、何回か放送予定があるらしい。
ムービープラスの作品情報(放送予定)
2007年5月11日金曜日
全地球規模の通信システム
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