2009年10月28日水曜日

父親がTwitterを始める

 2〜3ヶ月前から業務システムを開発中のクライアントは偶然にも私の実家のすぐそばにあって、駐車場が狭いのでいつも実家に車を停めてそこから歩いて客先に通っていた。運送会社の日報/請求管理をするシステムはもうすぐ完成というところに来ているが、ここのところ帰りに実家で夕食を食べてから帰るようにしている。いろんな話をして、ついつい時間の経つのを忘れてしまい、帰宅が遅くなってしまうけど、一人でこもりがちな仕事ばかりしているから、身内相手に気兼ねなく(う〜ん、うそ、父親相手には少なからず気を遣う部分はある)話をできるのは、とてもいい気分転換になる。

 今日も、客先での作業が終わって夕方から食事をしながらいろんな話。そして、食事が済んでも、iPhone片手にiPhoneがらみの話題で花が咲く。「ホーム画面のアイコンの配置がいつのまにかかわってしまった。アイコンの位置を変えるにはどうすればいいのか。」「ボイスメモは病院で医者の話を聞く時に使うといいかもね。」「病院じゃ携帯電話は使えないけど機内モードにすればいいんじゃない?」「Shazamはいまいち使いにくいんだけど、Midomiのほうがいいかな。」てな話が延々続く。

 そんな中で、最近NHKの番組でTwitterの事を取り上げたりしていたから、さすがに知っているんじゃないかと思って聞いてみると、横文字の言葉は記憶がしにくいようで、こんなでこんなで、あの事件で有名になってとか説明して、私のiPhoneのTweetieを見せると、「おおそれいいなあ、やってみようかなあ、どうすればいいんだ。」ということで、サインアップして使えるまでの手続きをしてあげることになった。「面白そうな事はやってみようかと思うんだけど、会員登録とかが面倒でやる気がなくなっちゃう」らしくて、実際、数日前に友達のTwitterのサインアップのお手伝いをしたばかりだけど、サインアップが完了して、設定のページで言語を日本語にするまでは画面表示は全部英語なので、これはさすがに私の父親には絶対無理だ。

 Twitterを楽しむならiPhone上ではクライアントアプリを使うべき。Mac上でも同様だ。なるべく操作方法などが共通しているほうがいいと思って、Tweetieをセットアップすることにした。私の使っている3つのアカウントをフォローして、私も作ったばかりの父親のアカウントをフォロー開始。父親のiPhoneと私のiPhoneそして、父親のiMacの3つを駆使して、つぶやきがどんな風に見えるかを説明。アイコンを設定して、操作方法の説明をかねて写真の貼付けてみたりもした。冒頭の富士山の写真は、実家近くから見た写真で、父親のTwitterアカウントのアイコンに設定したものだ。

 さあ、このさきどんな風になってゆくかは楽しみでもあり不安でもあるけど、とりあえず私のアカウントをフォローしているし、私も父親のアカウントをフォローしたのだから、私や父親のまわりで起こっている事がお互いに逐一伝わるはず。父親がどれほどつぶやけるかは期待できなくても、私の状況は伝わるだろう。

 「Twitterで世界を変えるぞ」とか謎な事を言い出すので、「あんまり大上段にかまえないで、気楽にやったら」とだけアドバイスしておいた。あとは、どんな人をフォローするかで楽しめるかどうかが分かれるかもしれないとは思うけど、どうやってフォローする相手を見つければいいんだろうね。

 いつのまにか、Tweetieが新しくなっていた。「Tweetie 2」は350円。ちょっと使った感じではよさげなので、私も入れ替えようと思う。

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