アンテナに触れると通話中に接続が途切れるという昨日の私の記事、その内容が真実なのかどうかの結論およびその対策についてはアップルの公式見解を待つ必要があるけれど、もしも根本的な解決策が無く、アンテナに指が触れないように「バンパーもしくはケース」の類を使用するというものしかないとしたら、私はとても残念に思う。昨日の記事の中でも触れたように、ケースを使わない派の私としては、そういったものの使用を義務づけられるのはアップルの製品としては欠陥品と言わざるを得ないからだ。
もしかしたら、アンテナの構造や表面加工の方法というか素材を変更することで対応が可能かもしれないけど、国内だけでもすでに60〜70万台もの数が出荷されてしまったとも言われているiPhone 4の全てに対策を施すのは現実的ではないだろう。ソフトウエアによってアンテナの電気的特性を変更することで対応が可能なら話は異なるけど、その可能性は低そうだ。しかし、望みがないわけではない。iPhone 3GSをiOS 4にバージョンアップした例で同様にアンテナの感度が悪くなると言う事例が報告されているからだ。ソフトウエアのアップデートによって状況が悪くなったのなら、ソフトウエアの調整によって改善する可能性もあると言うことになる。(改善されたソフトウエアのアップデートは日本時間で月曜の深夜に発表という噂まである。)
まあ、対策がされるまでの間の対応として考えてみよう。一部ではセロテープを貼り付けるという方法も提案されているが、実際に試してみるとやはり見てくれが良くない。セロテープが貼られたiPhoneは、どうにもみてれくれが貧乏くさくなるのだ。
ここで、発想をちょっと変えてみると、iPhone 4本体に付ける・貼る・包む・塗るタイプのケースまたは外装の類を一切使わずにできる対策があったことに気がつく。まあ、これって実際に使用するのはかなり勇気が必要だけど、おりしも参議院戦を直前に控えたこの時期としては似たようなものを手にはめている候補者に間違えられてしまうかもというおまけが付いてくるのも楽しいかもしれない。
そう、選挙の候補者あるいはバスの運転手みたいに白い(別に白くなくてもいいんだけど)手袋をはめるというのはどうだろうということだ。私は左手にiPhoneを持って片手あるいは、右手指先で操作するのを常としているから、手袋は左手だけを装着か親指・人差し指・中指の第一関節くらいがカットされて露出しているような構造でもいいかもしれない。
手脂がiPhoneに付着するのもある程度は防げるというメリットもあるが、いつも指先を切った手袋をはめているへんな人というまわりの評価をいただくことになりそうだ。それをを気にしないのであれば試してみる価値はある。そして、手からすべり落ちてしまうかもと言う心配は、こんなネック・ストラップで回避だ。通話の際に耳にアンテナがふれてしまうかしれないリスクを避けるためにはヘッドフォンの使用も忘れてはいけない。
やもすると、時季外れのエイプリルフール的なジョークととられてしまうかもしれないけど、いやいやマジに試してみようかと思っている。(ほんとか?)以前あることで使おうと買い置きした白い手袋が未開封のままストックされていたから私にとっては好都合。滑り止めの加工までされているというのはまさにおあつらえ向きではないか。お持ちでない方は100円ショップで手軽に入手できる。
2010年6月27日日曜日
ケースなどを使わないでアンテナに触れるのを防ぐには
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