2008年4月3日木曜日

Safari 3.1で日本語入力に問題

 Safari 3.1にアップデートしてから、ある場合にだけ日本語入力ができなくなる現象が起こるようになった。最初は何かの拍子にATOKが死んだのだくらいにしか思っていなかったのだが、かならず再現することがわかったので報告する。
 掲示板や会員登録のフォームの入力の際にパスワードのフィールド(入力された文字が表示されないフィールド)にカーソルが一度でもはいってしまうと、それ以降そのページでは日本語入力がまったくできなくなるのだ。
ATOK2006を使用しているので、ATOK2006とLeopardの互換性の問題なのかとも思ったが、ことえりでも発生する。「かな」キーを押しても日本語入力がアクティブにならないので変だなと言語メニューを開いてみると、下図のような状態で英字以外がすべてグレイアウトしている。


 掲示板などの投稿フォームなどではパスワードの入力欄は一番最後にあることがほとんどなので気がつきにくい。パスワードを入力してから文章をなおそうとして始めて気がつくのだ。最初自分の運営している猫サイトの日記ページへのコメント投稿フォームで起こるのを発見したので自分の記述したHTMLの問題なのかとも思ったが、どうやらパスワードフィールドを持ったページでは必ず起こるようだ。

 あまりおおきな問題にならないのは、日本語入力ができなくなるのはそのページウインドウだけで、ほかのページやほかのアプリケーションでまでは問題が派生しない。そのページウインドウさえ閉じてしまえば(閉じなくてもほかのページに移動すれば)問題なく日本語入力ができるのだ。

 この現象は、Safari 3.1にアップデートしてから起こるようになった。ATOKのインストールしていない環境で同様のことがおこるかは確認できていない。私の使用している環境はTigerで使用していた環境から移行ツールによって移している。クリーンインストールな環境のことえりでおこるかどうか試していただきたい。

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