
私がキャンプ場の仕事に関わっていることは、古くからの読者ならばみなさんよく知っていることだと思う。キャンプ場の仕事とMacなブログとなんの関係があるのかというと、そこのキャンプ場の予約システムはすべてMacで構成されていて、そのシステムは私の手作り(システムって基本全部手作りかw)だということで、もう15年目くらいのつきあいになる。
一番最初は、Macは一台のみで確かこの機種を使っていたと思う。その後、何度かのアップグレードを重ねてきたけど10年前のインターネットからの予約に対応したあたりからサーバを置くようになって、ネットワークで数台のmacを使うようになった。数年前にMac mini G4(初代Mac mini)とiMac G4(通称大福Mac)の構成になったが、そのMac達も今となっては非力なマシンとなってしまった。キャンプ場オープンからの利用履歴データをずっと蓄積し続けているし、数年前からはわんちゃんの写真データも管理するようになったからしかたないけれど、OSX10.4.6を搭載のMac mini G4は、メモリを最大に増設して1GB、iMac G4は768MBで、iMac G4上で動かしているiPhotoはiLife '06ということが今日判明してびっくりしている。(この機種は、その後の'08 '09 '11はインストールすらできないのだね。)
そして、今日晴れて全マシンのリニューアルが完了した。めでたいことだ。
サーバのMac mini G4は、IntelのMac miniに置き換えて、メモリは4GBに増設。受付用のiMac G4は、つい先日新製品が発表になる前に手配してあったので、最新ではないけれど、それまでの機種にくらべれば隔世の感がある。そして、いままでのマシンの入れ替えとは大きく違っているのが、環境の移行作業が格段に楽になったということだ。ここからが、今日の話の本題。あいかわらず前置きが長い。
Macを使いこなしているみなさんならご存じの通り、現在ではMacの環境移行はべらぼうに楽になった。べらぼうである。「移行アシスタント」という「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダ内にそっと置かれているアプリケーションは、それまでの面倒で失敗をしがちな移行作業が、ノーミスで完璧に実施してくれるのである。
必要なのは、ケーブルが一本、そして「移行アシスタント」アプリケーションだけという手軽さである。用意するケーブルはFireWireケーブルだが、現在のMacはFireWireの規格がFireWire800にかわったので、ケーブルは「FireWire400-800」というものを用意した。実は最近このケーブルが私の顧客のMacの環境移行で大活躍している。
上の写真は、受付用のマシンであるiMac G4から、移行作業をしているところ。iMac G4の画面にはターゲットモードで起動していることを示すFireWireのマークが表示されている。写真の中央あたりで「くるりん」となっている白いケーブルが「FireWire400-800」ケーブルだ。移行作業は、約30分弱ほど。すばらしいのは、移行作業が済んだ後のマシンをネットワークに繋げば、ほぼなんにも手を加えることなくいままでどおり使えることだ。実際、移行後に手を加えたのは、プラスチックカードに印刷するカードプリンタのドライバをバージョンアップしたのと画面の解像度を変更しただけである。(画面は大きくなって画面の解像度が上がったので、そのままだと大きな画面の隅っこに小さなウインドウという状況になっちゃう。)
つづいて、サーバである、Mac mini G4の方は、なんだかさらにごちゃごちゃしているけど、左下に見えるのが古いマシンで、Win機の上に載っているのがNew Mac miniだ。サーバ用のモニタも変更して、15インチから18.5インチの横長のものにした。やっぱり移行作業は30分弱で完了して、なんの変更もなくサーバは再稼働をはじめた。全部の作業はおよそ2時間で完了した。以前の移行作業は、事前に全環境をバックアップして持ち帰って、事務所内で新マシンにセットアップ、動作確認などをしたうえで搬入設置して、予約データのみ最新に入れ替えるという段取りになっていただろう。ほんとうに楽になった。
ここからは余談である。本来ならばMacオンリーな環境で完結させたいところだけど、領収書を印刷するのにとても都合のよいドットインパクトプリンタ「エプソン PLQ-20S」のドライバがMacに対応していないので、苦肉の策なのである。もしかしたらMac用ドライバが出ていないかとダウンロードページを確認したけど状況は変わっていないようだ。とはいえ、印刷指示などの操作はすべてMac上でやって自動印刷されるので、まあガタイは大きいけど、プリントアダプタだと思えば気にならない。以前は、DELL Optiplex SX270(Pen4 2.6GHz/512MB/20GB)というとてもコンパクトなマシンを使っていたのだけど、落雷の影響か急に立ち上がらなくなってしまったので、私の以前使っていた自作機を急遽設置したという経緯がある。
旧マシンを全部搬出してきちんと設置したところでもう一度撮影すべきだったけど、すっかり忘れてしまっていた。また、いつでも写真は撮れると思って油断した。ここのところ、ブログの更新を長いことしてないからネタに反応する感覚が随分にぶくなっているみたいだ。以前なら、かならず完成写真を撮っていたし、ブログの更新もよそのブロガーの皆さんには遠くおよびはしないものの、もうちょっと頻繁に更新(とはいっても、月に数回というレベル)していたけど、今回の投稿を機にまたすこしづつ更新頻度を上げて行こうかと考えている。はたして、どうなるだろうか。
【追記】
今回の話題の舞台となっているキャンプ場の情報を少し掲載しておきます。
富士すそ野ファミリーキャンプ場
今年の夏の予約の、オンラインでの受け付け開始は、5月20日(金曜日)18時からです。5月20日以降は、24時間いつでもオンラインでの予約をとることができます。オンラインでも操作だけで手続きが完了しますので楽ちんですよ。今回の記事で紹介した、Mac miniが予約管理システムのサーバになっていますので、いままでよりもちょっとだけレスポンスがよくなると思われます。
2011年5月16日月曜日
キャンプ場の予約システムのMacをリニューアル
2009年7月28日火曜日
ライブカメラの動態検知画像をTwitterに自動投稿

Twitterをはじめてみて、その面白さにはまっている。iPhone上でも一番使用頻度が高いのがTwitterクライアントアプリで、最近はTweetieがお気に入り。Mac上でも、Tweetie for Macを使っている。Twitterって、それほど複雑でない単純な機能だけしか持っていないが、だからこそそれを素材として利用するいろんな周辺サービスが充実している。そしてAPIを公開していることもあって、いろんなマッシュアップの試みもされているけれど、そんなおおげざなことではなくて、個人レベルでもアイデア次第で面白い使い方ができるのではないかと思う。
うちには、猫用の(といっても猫が使うわけではないが)ライブカメラを何台か設置してある。そのライブカメラの映像は静止画や動画、はたまたTimelaps動画などで楽しんで貰っている。そこで、このライブカメラの映像をTwitterのタイムラインに載せたらどうなんだろうと思いついたというわけで、本日のエントリは、ライブカメラの映像をメールでTwitterに投稿するというお話しだ。
うちに設置してあるライブカメラは、すべてEvoCamというソフトウエアで統合・運用している。このへんは以前のエントリで紹介しているが、このEvoCamというソフトウエアがかなり高機能で、私の頭で思いつくような機能はほとんどすべて実装されていると言っていい。その数ある機能の中で、今回利用するのは、「Motion Sensor」と「Send Email」要するに、動態検知で捉えた猫の姿をメールで送る機能だ。
画像付きメールでTwitterに投稿するサービスはいくつかあったはずだけど、今回はたまたま私がFlickrのアカウントを持っていて、あまり使用していなかったので、Flickr Twitter Betaを利用することにした。リンク先の画面での簡単な操作をすると、XXXXXXX2twitter@photos.flickr.comという感じのメールアドレスがもらえる。このアドレス宛に送信すればFlickrに画像が登録されて、同時にTwitterに投稿されるというわけだ。
ここで、Evocamに戻って、Motion SensorとSend Emailの設定をする。
まずは、Motion Sensorを設置する。「New Item」からMotion Sensorを選ぶと表示される四角形を、画像の中の動態検知を行いたい場所に設置する。もちろんサイズも変えられるし、複数設置することも可能。ここではほとんど設定をいじる必要はない。デフォルトでは、動態検知したときの動作をRefleshに設定されている動作を指定している。従って実際の動作内容はRefreshで指定する。いちおうセンサーの感度は少し低めにしておいた。
Refreshでの設定は、通常の使用方法だとして時間に一度(例えば30秒毎に)動作するように設定したりするが、今回は「When motion is detected」を選び、動態検知したときにのみ動作するようにした。動作内容は、「Send image as email」つまり画像をメールで送信することを選ぶ。ほかには、FTPでサーバにアップロードしたり、画像を保存したりできるが、今回は使用しない。
問題なのは「Email Server」の設定方法だ。メールサーバが、POP Brefore SMTP方式だと使えない。Evocamが動作しているマシン(EvoCamはG4なMac miniで動作させている。)で常に今回送信に使うメールアカウントの未読チェックをしているのなら話は別だけど、Evocamにメールをチェック(受信)する機能はない。そのため、SMTPの認証にIDとパスワードを必要とするような逆に言えばIDとパスワードを指定すればメール送信できるような設定のメールサーバが必要だ。
これで設定は終わり、あとはカメラの前に猫があらわれてくれるのを待つが、そんな期待をしているときには絶対その期待に応えてくれないのが猫だ。いちいち、カメラの前に手を差し出すのも面倒だけど、心配する必要はない。「Now」ボタンをクリックRefreshをしてあげるか、Motion Sensorの画面で、「Trigger Sensor」 をクリックすればいい。
実は、最初メールの送信がうまくいかなかった。どの辺に問題があるのか少し迷ったが、メールアプリの設定内容と、EvoCamの設定内容を比べて、出した結論は使用するポートの指定がないことだろうと判断して、Serverの指定にポート指定をくっつけた。それで送信はうまくいった。
Statusの画面で送信がうまくいったことがわかる。さらに確認してみると、Flickrにも登録がされていて、Twitterのタイムラインにも若干のタイムラグがあるけど、表示された。
Flickr Twitter Betaでは、送信するメールの件名(subject)がTwitter上のつぶやきになる。Flickr上では、件名がタイトルになって本文が画像のキャプションコメントとして公開される。(メールの署名欄に電話番号や住所、メールアドレスといった個人情報があるとそのまま公開されてしまうので注意が必要だ。)
EvoCamでメールを送る際に、Subjectを指定できるが残念なことにここに日本語が使えない。仕方がないので、はじめのうちは「Cat motion detected」なんて設定しておいたのだけど、しっくりこない。そこで思いついたのは、エンコードの指定を含めて記述すればいいんではないかなということでやってみた。とはいえ、エンコードの指定の仕方の詳細は調べないとよくわからないし、表示したい日本語のエンコード前の文字列はなんなのか想像もつかない。上のTwitterのタイムライン画像には日本語がきちんと表示されているけど、これはどうやったのかというと、表示させたい文字を件名に記述したメールを自分宛に送ってそのヘッダーを調べたのだ。
=?ISO-2022-JP?B?GyRCJD8hQSRLJGMkTkl0MjAbKEIg?=LiveCam
これで、「た〜にゃの部屋LiveCam」と表示される。はじめ「た〜にゃの部屋 ライブカメラ」としたかったが、長さに制限があるようで後半が千切れている。そんな苦闘の様子が上のキャプチャ画像にも現れている。
iPhoneのTweetieで見るとこんな感じ。
なぜか、アイコンが表示されていない。
なんだかEvoCamの説明に終始してしまった感がある。「Flickr Twitter Beta」の登録作業の手順も説明すると親切だったはずだけど、登録手続きの画面キャプチャをとるのがうかつにも忘れてしまったので勘弁して貰いたい。
今回の件ともうひとつ別件の新しい試み(これはまた後日)の為にTwitterのアカウントを登録したけど、なんかちょっとおかしい。当然、新しく作ったアカウントに対してフォローをするんだけど、フォローをはじめましたというメールはくるし、実際にタイムラインに内容が流れてくるけど、いつまでたってもフォロー件数は0件のままだし、フォローをしたほうのアカウントにも今回のアカウントが作成されない。何かTwitterでトラブルが怒っているのかな。そういえば、鯨が飛んでいる絵は何回か見た。
猫の好きな方でもそうでない方でもフォローは大歓迎。
@tanaroom_cam
2009年6月4日木曜日
Mac mini G4活用アイデアのまとめ

Mac miniが初めてお目見えしたときの感動はいまでも鮮明に覚えている。その小ささに、こだわり抜いた造形に、ディティールのデザインに、Jobsの哲学をにじませているといっていいそのフォルムにしびれまくった。そのMac miniも、Intel化しアップデートを重ね今に至っているけれど、最初のPowerPC(G4)版のMac miniもまだまだ現役というか、逆にオークションの主流が初代や2代目のIntel Mac miniに移ってきた感があって、PowerPC版は落札相場がかなりこなれてきている。しかも、出品数も多いので、オプションを搭載した程度の良いものを入手できるチャンスが到来と言ったところだ。
もちろん、デスクトップ機として使用するにはIntel機に比較すると格段の差があって、力不足は否めないのは事実。そこで、今回は実際に私が実践しているPowerPC版のMac miniを活用するアイデアをまとめてみた。いつものように、ねっとりと長いエントリーなので覚悟のうえお読みいただきたい。
(1)内蔵モデムを活かして、ファックスの受信・iPhoneへのメールによる転送 まずは、PowerPC版のMac miniには標準装備されている内蔵モデムを活かさない手はないのである。Mac OSXのファックス送受信機能はシンプルでいて充分な機能がきちんと動作する。受信したファックスはPDF書類として指定したフォルダに保存されるので、このフォルダをファイル共有して普段使っているメインのMacからネット越しに内容を読めばペーパーレスとなって紙もインクの消耗もない。
紙で欲しいとおっしゃる方には、受信したファックスを自動的に指定プリンタで印刷する機能もあるけど、ここはメール送信の機能を使ってiPhoneに送信してしまうことをお勧めする。外出中でもファックスの着信がほぼリアルタイムにわかるし、iPhoneで受信したファックス(PDFの添付ファイル)の閲覧は思いの外快適だ。かなり細かな内容でもしっかりと内容を把握できる。
過去のエントリ
2008年7月23日「iPhoneでFAXを受信する」
(2)iTunesサーバとして活用、ポイントはRemoteとAirTuenes 新しいMacを購入したりすると旧MacをiTunesサーバにという話はよく耳にするけれど、実際問題としてどういうものなんだろうと思っていた。iTunesのライブラリをサーバ上に置くことで複数のマシンから利用できたり、ノートタイプの場合の内蔵HDの容量の貧弱さをカバーすることにそれほどのメリットを今ひとつ感じられなかったのだけど、まずはAirMac Express with AirTunesを利用してみて驚いて、iTuensのリモートコントロールアプリであるRemoteを触ってみて、そのすばらしさに気を失ってひっくり返りそうになった。
iTunesのサウンドをAirMacにつないだコンポで鳴らすことが出来る。しかもそれは無線だし、複数のAirMac経由で同時に鳴らすことも出来る。アメリカのドラマに出てくるようないくつも部屋がある家でホームパーティを開くような場面を想像してみるといい。集まったお友達をもてなしながら、家中のどこにいてもポケットから取り出したiPhoneで曲の選択や音量の調整が出来てしまう。残念なことに、それほど大きな家に住んでいるわけでもないし、大勢の友達を呼んでホームパーティを開くこともないのだが、想像するだけですばらしい。あらかじめプレイリストを組んでおけばインターネットラジオを楽しむことも出来る。
(3)ライブカメラサーバ、応用の例は様々
た〜にゃの部屋の本館をご覧の方にはおなじみであるけど、ライブカメラのサーバとしてもきちんとその役割を果たしてくれる。お気に入りのWebCamソフトは過去にも紹介したことがあるEvoCamだ。これがまた大変な高機能で、かなりいろんなことができる。ざっとあげると、こんな感じ。
一定時間毎に静止画をWebサイトにFTP
まずは、基本的なところで一番簡単に実現できる。簡単にといったのは、外部から自分のMac miniにアクセスしてもらう必要がないので、ダイナミックDNSを利用したり、ルータの設定をいじったりする必要がない。プロバイダの無料のWebスペースでも充分に楽しめるはず。
動態検知で静止画像をメール送信、動画を録画
セキュリティの役に立つかどうかはわからないけど、泥棒が入ったら連絡がメールで受け取れる。私の家では、猫の動きで反応してしまうので役に立たないから利用していない。
静止画・動画を配信するサーバ化
このへんから少しハードルがあがる。固定IPを取得するか、ダイナミックDNSのサービスを利用するなどして、さらにルータに特定のポートをMac miniに割り振ったローカルなアドレスにフォワードするような設定をしなければならない。実はそれほど難しくはないけど、それなりに調査や準備が必要。MacとWindowsでは視聴環境に差があったりするので、妥協しなければならないことも。やりようによっては、iPhoneのSafariでも閲覧できる動画の配信もできる。(ただ、そうするとWIndowsでは見ることが出来なかったりする)
TimeLaps録画で60倍速再生
実は私はこれが大のお気に入りで、いくつかYouTubeにアップしてあったりするし、ライブカメラのひとつは過去ログをこれで見せている。
最近の日記でも取り上げた。
その他の例は、本館の方に足を運んでいただきたい。
中には画像がいまひとつなカメラがあるが、これはMac miniの性能とは無関係だ。(はっきりいってこわれかけているカメラもある。)
(4)ファイル共有の設定は簡単
ファイルサーバとしての利用はいまさらという感じだけど、Macならではの簡単さは魅力の一つ。Windowsからも利用が出来るから、両刀遣いの人はこのへんをきちんと押さえているに違いない。
(5)巨大ファイルのダウンロードなんかももくもくとこなす。
torrent系のソフトを仕込んで、ダウンロード作業をさせておくということも、当たり前であるが文句も言わずに黙々とこなしてくれる。このへんはあまり詳しくは書かないことにする。
(6)操作はRemoteDesktopでヘッドレス。Leopardなら追加ソフト不要
起動できるところまで設定が終わったら、ディスプレイもキーボードもマウスも外してしまう。操作は、RemoteDesktopなどを利用すれば上記のことをやっているくらいの設定作業であればそれほどストレスを感じない。Leopardを使っているのであれば、追加ソフトを購入する必要はない。OS標準のままでリモート操作が可能だ。レスポンスのことをシビアに考えなければ、iPhoneからも操作ができる。
(7)UNIXに詳しいともっとあるかも
言われ尽くされたことだけど、MacOSXはUNIXであるから、メールサーバ、DNSサーバ、Webサーバ、VPNサーバや、MySQLを使ったCMSやBlog、ECサイトの運営など、オープンソースの恩恵を存分に受けられる。UNIXに詳しい人ならば、もっといろんなアイデアがあると思う。私も、少しはかじってみようかとオープンソース系のソフトをいくつか試してみたりはしている。オープンソース関連の話題なら、MOONGIFTがおすすめだ。本当に毎日更新している。
(8)私が得意なのは
私は、4thDimension(略して4Dと呼ぶ)というデータベースソフトで業務システムなどを開発するのを「なりわい」にしていたりするので、これを使ったしかけなどもMac miniの上で動かしている。ちょっと古めのバージョンである4D Server2003あたりだと、UB化されていないのでPowerPC機で動かすのにちょうどいい。やりようによってはWebアプリも作れるので、こんど4Dを使ったサービスを立ち上げようかと思いを巡らせているところ。はたして実現するかどうか。
さて、ながながと書いたけど、上記のことが(ほとんど)すべてのことを同時に1.42GHzでメモリ1GBのMac mini一台でできてしまう。PowerPCなMac miniは、1.25GHz/1.33GHz/1.42GHz/1.5GHzの4タイプあってメモリはいずれも1GBがMAXだが、こういった使い方の場合どの機種でも充分使用に耐えると思う。
2008年12月19日金曜日
Mac miniでクリスマススペシャルライブ
今年もちまたではクリスマスのイルミネーションが百花繚乱状態の季節がやってきたけど、結構なボリュームのある作り込み仕事を抱えてほとんど家から一歩も出ないような生活を送っている私にとっては、そんな街中のさわぎはあまり関係ない。とはいっても、何もしないというのは寂しいので、仕事中に流すBGMはiTunesのラジオからクリスマスソング専門チャンネルを選んでいる。AirTuneでコンポに出力しているiTunesはちょっと古めのMac miniで動かしているけど、iPhoneのRemoteで操作していることはいうまでもない。これ、最強の環境だと思う。
そのMac miniで恒例のクリスマススペシャルライブをやろうというのが今回の話。クリスマススペシャルライブっていってもどこぞのアーティストがどこかの会場で盛り上がるアレではなくて、Webカメラの動画配信で、中身はただただにゃんこが寝ているだけというもの。へたをするとそのにゃんこすら以内可能性があるので、何か特別なイベントを期待していらっしゃる向きには最初に謝っておいちゃう。
昨年は2007年12月16日の記事「MacBookProでクリスマススペシャルライブ」に書いてあるとおり、MacBookProとiSightでライブ映像配信をやっている。いまから思えば、そのMacBook Proでライブ映像配信をしながら仕事もしていたのだから無謀なことをしていたものだ。今年は、仕事で使っているマシンとは別のMac miniを用意できたので、思い切って画像も大きくしてみた。ライブ映像の配信は、おなじみのEvoCamを使っている。EvoCamは高機能でシンプルなMacらしいアプリケーションで、大好きなアプリの一つだ。
例によってメッセージを残す機能も作ってみたので一言でよいので書き込んでいって貰えるとうれしい。
クリスマススペシャルライブ2008
2008年7月23日水曜日
iPhoneでFAXを受信する
このキャプチャ画像を見ると、iPhoneの画面にFAX(らしきもの)が表示されているが、iPhone宛にFAXを送ってもらっているわけではないので誤解の無きよう。といいながらわざと誤解を招くタイトルをつけているのも確かだ。実際にはMacで受信したFAXをメールでiPhoneに送っているだけで大したことはやっていないが、思いの外快適なFAX環境となったので紹介してみようと思う。
きっかけは、FAX受信用に使っているというかほとんどFAX専用になっているHPのPSC2450のインクがいよいよ切れて、印刷はするが白い紙が出てくるだけになってしまった。インクカートリッジを買いに行けばよいのだが、HPのインクカートリッジは高価だし何かひとひねりできないかと思いついたのはMacでのFAX受信。以前OS9の時代にもやったことがあるけれど、今回はホームサーバとして設置してあるMac mini(G4 1.25MHz Tiger)にやらせようということにした。こいつはモデム内蔵なので丁度よいし、ホームサーバというわけのわからないサーバの受け持つ役割としては最適なのではとひとり納得している。
FAXを受信する設定そのものは大したことはない。「システム環境設定」の「プリントとファックス」の「ファックス」タブで「このコンピュータでファックスを受信」にチェックを入れてモジュラケーブルを繋ぐだけ。これだけでFAXの受信ができるようになった。しかし、以前MacでFAX受信していたときもそうだったけど、FAXが届いていることに気がつかない事が多い。もちろん「このプリンタでプリント」にチェックをいれてプリンタを指定すればFAX専用機のように受信してすぐに印刷がされるけれど、それだとMacで受信するメリットのひとつである「不要なファックスDMの印刷を回避することで紙とインクの無駄をはぶく」ことができなくなってしまう。そこで、「メールの送信先」にiPhoneのi.softbank.jpのアドレスを入れて送ってみようということになったわけだ。これならば、大事なFAXの受信もタイムリーに対応できる。でも、設定していて気がついたのだが、設定するのは宛先のアドレスだけでどこにもメールアカウントや、メールの送信サーバの設定するところがない。案の定FAXが受信してもメールが届かない。ああ、きっとMobileMeのアカウントを持っている私は、Mailにアカウント設定をしておけばそいつが使われるのだろうと推測。やってみたら、うまくゆきましたという今回の話だ。 白状すると、実はこの時点ではメールで送られてくるのは「FAXを受信したよ」という通知だけなのかと思いこんでいて届いたメールに添付ファイルらしきものがついていてちょっとびっくりだ。よく考えればあたりまえで、「FAXを受信したよ」という通知だけだったらあまり役に立たないだろうと思う。添付ファイルはpdfで、受信したMac miniが指定フォルダに保存するFAXデータと同じモノだ。その添付ファイルをタップすると一番上の画像のように画面いっぱいにFAXの内容が表示されるので、すぐにどこからのどんなFAXなのかを把握できる。さらに、2本指でピンチすれば、下記の画像のように拡大表示できてかなり細かい字まで読めるから内容を完全に理解できる。これはすごいや。
タイトルだけで誤解して、iPhone宛にFAXが送ることができると思った人は少なからずいると思うけど、例えば出先でどうしてもFAXを受信する必要が生じたときにiPhoneの電話番号宛ではないけれど、自宅のFAX電話番号宛にFAXを送ってもらえば、即座にiPhoneで内容を確認できるのだから、「iPhoneでFAXを受信する」という言い方もあながち大はずれでもないと思う。iPhone単体で解決できては居ないけれど、アップル純正の製品とサービスで簡単に実現できているところは評価してよいのではにかと思う。残念ながら受け取ったFAXを印刷することはできないけれどね。
ちなみに、例として掲載したFAXは定期的に送られてくる「DELLからのお知らせ」だけど、実際にはじめてiPhoneに転送されたFAXは客先からの「検収明細書」と「お支払い通知」という、「これこれのお仕事の分の支払いをいついつするよ」というもの。私にとってはとってもうれしい内容のFAXでiPhoneでの記念すべき第一号の受信FAXとしてはこれ以上のモノはなかったのである。
「iPhoneでは○○ができない」といった話は多いけれど、こういった逆に出来ることで生活に役立つことやその役立て方の方にスポットライトを当ててゆくとiPhoneはとても大きな可能性を持っているということにあらためて気づくことになるだろう。もちろん、発売を待ちかねてiPhoneをいちはやく手にしているコアなユーザで特に古くからのMacユーザの皆様は、iPhoneの可能性というか、情報としてわかっていることだけではない部分に魂が共鳴していて、すでにiPhoneとそれを使っている新しい自分の未来に思いを馳せて居るのであろうと思う。
追記
ネットワークプリンタ宛に、メールだったかFTPだったかでデータを送りつけると印刷してくれるような製品があったような気がするのだが、私の脳内妄想だろうか。そんなインターフェース(もちろん可能ならBlueToothでもいいんだけど)でiPhoneから写真やPDFを印刷してくれる製品をどこか作ってくれないかな。FUJIFILMのPiviのような感じでコンパクトで電池駆動できて、そうだな欲を言えばPiviのような高価な写真専用フィルムだけではなくて、普通紙っぽくて熱転写でもいいから裏面がシールになっていて簡単なメモや表のようなものを印刷してシステム手帳に貼れたりなんてのはどうだろう。PostIt専用プリンタとかでもおもしろいかも。
2008年1月27日日曜日
Front Rowで日本の劇場映画の予告編を見る

Front Rowで劇場公開映画の予告編いわゆるTrailerを楽しむことができるのだが、表示されるのはアメリカでの公開映画なので、これから日本に上陸する映画を先取りするという点では楽しめるのだが、もちろん内容も英語だし説明文なども英語だ。アップルのTrailerのページも以前は同様にアメリカの物だったはずなのだが、あらためて見ると日本国内での劇場公開映画が表示されていてびっくりした。もちろん「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のような邦画もある。でもなぜFrontRowでは英語というかアメリカ向けだけなんだろうということになるよね。これは日本だけの話ではなくて、ヨーロッパなどのほかの国でも困ってはいないのだろうか。それとも、ヨーロッパ向けにはヨーロッパ各国向けのTrailerが表示されるのだろうか。
Front Row Trailersというフリーソフトを見つけたので、もしやと思い試してみたら、ちゃんと日本を指定することができた。高解像度版に対応していないのと、アップルのTrailerのページに表示されているものと比べると数が少ないのがちょっと残念だけど、今公開中や近日公開の映画の予告編を簡単な操作でひととおり見ることが出来るのはうれしい。
いままであまりFrontRowを使ってこなかったけど、Leopardになってからかなりバージョンアップしたようなので少し使い心地を試してみた。いいですねえ。「ムービーフォルダ」を選ぶとローカルにおいたムービーも再生できる。これは前からあったかなあ。「ムービー」フォルダ以外の場所(特に外付けハードディスク)に置いたムービーはどうすればよいかというと、ムービーファイルを含むディスクなりフォルダなりのエイリアスを「ムービー」フォルダにいれておけば大丈夫。うちは、mac miniをヘッドレスでファイルサーバ代わりにしてあって外付けハードディスクにムービーファイルを置いてあるけれど、こういったリモートボリュームのエイリアスも問題なく認識する。ああ、たぶんこうすればこうなるだろうなと予測してやってみたらそのとおりになるって気持ちいい。これが、MacOSの大好きなところだ。
こういうローカライズというのは、ちょっと前のMacOSだとあまり積極的ではなかったような気がするが、MacOSX10.2あたりだったかSherlock3で居住する地域の映画館の上映時間の検索,映画のプレビューとかが提供されて、自分の家の近所の映画館の上映時間まで調べられた時には、なんだか一気にMacOSがものすごく身近なものになったような気がしたのを思い出した。
そういえばSherlockはどこに行ってしまったのだろう。
2007年5月19日土曜日
愛用のMac mini 分解ツール
旬な話でなくて申し訳ないが、Mac miniを分解するツールについて書いてみようと思う。Mac miniの発売以降、いろいろなメディアが分解の方法を伝えてきた。個人のサイトでも、身の回りの様々な道具で分解にチャレンジした記録がたくさん掲載された。ナイフやフライ返しなんてものあったし、お好み焼きのヘラという試みもされた。その後、ホームセンターで、スクレーパーと呼ばれるツールを買ってきて使ったというレポートが最も多かったように思う。Mac miniの分解ツールが付属したMookも発売されたが、あれはまるでお好み焼きのヘラ(というかもんじゃ焼きのヘラかな)みたいだし、ご丁寧に2枚ついていた。
肝心のアップルではいったいどんなツールを使っているのだろう。結論から先に言ってしまうと、掲載した写真のツールがアップルが使っているものだと思われる。
なぜ、アップルがこのツールを使っていると言い切れるかというと、このツールがMac mini 分解ムービーの中でも使われているし、Mac mini Fixit Guideにも登場するからだ。さらに、iFixitには、アップルの部品番号(922-6761)が付加されたツールとして紹介されているのだ。
Mac miniサービスマニュアルにも登場していて、この中ではこの工具のラベルのようなものも写っている。残念ながらこのサービスマニュアル(PDF書類)のダウンロード先は現在リンク切れとなってしまっている。
このツールはアップルの純正ツールとは思えないので、上記のMac miniサービスマニュアル(PDF)の写真のラベル部分を拡大して、なんとかブランド名や商品番号を判読して検索してみたら、アメリカではごく一般的なツールとして販売されているものだったわけだ。残念ながら国内では扱いがないので、アメリカの業者からオンラインで購入となったが、アメリカとカナダ以外には発送しないという業者がほとんどで、発送する場合でもたいてい商品自体の価格よりも、送料のほうが高くなってしまう。
それでもという方のために、検索しやすいようにラベルのアップを掲載しておく。
私の場合、アップルで使用しているのと同じものというところに意義を見いだすという変わった嗜好を持っているけれど、要はMac miniが分解できればよいとお考えの方のために、どんなツールを買えばいいのかポイントとなる点を押さえておこう。一番大事なのは、フレキシブルだということ。いわゆるスクレーパーというツールの場合、先端に刃がついていて堅い場合が多いし、厚さが厚めにできている。これだとMac miniを傷つけてしまうから、全体が十分たわむ柔らかさを持っていて、できるだけ薄いものがいいだろう。幅は38mm(1.5inch)というのが一般的だ。幅が10cmくらいあったほうがよいと書いているサイトもあったけれど、実際には38mmのこのツールで、左右1回ずつの操作でMac miniは簡単に分解できる。重要なポイントは、刃先をやすりで削って薄くするというところだ。これをしないと、ツールをMac miniの隙間に差し込むことができない。
実際に私がこのツールを使ってMac miniを分解しているところのムービーを作ってみた。
けっこう簡単に開くことがわかる。音も入っている大きなムービーはこちら。
そろそろ、PowerPCG4搭載のMac miniは保証も切れて、メモリーの増設や、光学ドライブやHDの換装にチャレンジしてみようかという方もいるかもしれない。ユーザが分解した場合には保証が受けられなくなるわけだけど、古くからのMacユーザならば、そんな脅し文句にビビルことなく、60万円以上するSE/30であろうとどんどん自分で分解してメモリー増設をしていたはず。臆することはない。
でも一応、Mac miniを分解する場合は自己責任でやって欲しい。怪我にも気をつけてね。
参考リンク
Mac mini 分解ムービー taking-apart the mac mini (how-to disassembly video)
http://www.smashsworld.com/2005/01/taking-apart-mac-mini-how-to.php
Mac mini Fixit Guide
http://www.ifixit.com/Guide/Mac/Mac-Mini/Upper-Case/82/1/Page-1/Upper-Case
2007年5月4日金曜日
Mac miniをブロードキャストセンターに
ブロードキャストセンターなんて言葉は今思いつきで作った言葉なので、そういうものが実在していたとしたらそれとは無関係の話です。複数台のライブカメラをMac miniで統合して、ネットに公開という話。「た〜にゃの部屋」の本館のほうをご覧いただいている方だと状況はわかっていると思うけど、我が家にはたくさんのライブカメラが設置されていて、それをWeb上で公開している。30秒に一度更新の静止画像のほかに少しカクカクはするけど動画も配信している。いちおう「た〜にゃTV」なんていう名前をつけていて、テレビっぽいフレームをくっつけて雰囲気を出したりしている。ありがちなんだけどね。それを実現しているのが、EvoCamというソフトでそいつをMac miniにやらせているというわけ。下のがその様子。
ライブカメラは全部で8台。その内訳はUSBのQCam 4000 Proと、パンチルができる PLANEX CS-MVTX01F、そしてAXIS 205 Network Cameraがそれぞれ1台ずつと、AXIS 2100 Network Cameraが5台。それらを、Mac mini上で走らせているEvoCamで画像を取得してWebサイトにFTPしている。動画は、EvoCamの特定のアドレスにアクセスするとあまり面倒な設定とかなしですぐにブラウザで動画を見ることができてしまうので楽ちん。公開は仕事のために複数取得している固定IPアドレスを割り当てている。どこまでが仕事でどこからが趣味なんだかいささか不明になってきている。実際にはダイナミックDNSによる運用でも問題はないはず。ルータで特定のポートをフォワードしてあげればいい。EvoCam側には、公開TCPポートの変更できるから他にWebサーバとかがあっても困らない。
ネットワークカメラはそれ自身がWebサーバになるので、本来は単体で同じ事ができるのでこんなことはする必要はないのだけれど、ネットワークカメラによっては動画を実現している方式に差があったりして中には、Windowsでないと動画は見ることができないなんてものもあるので、全てを統合できる意味は大きい。今は使っていないけれど、モーション検知や画像のメール送信にも対応しているほか、過去の静止画像を保存しておいたり、それらの静止画像をひとつのムービーにまとめるTimelapse Movieを自動生成させることもできたりしてなかなかの高機能ぶりだ。
このMac miniは、EvoCamのほかにデータベースの4D Serverも動作させてあって、独自の日記システム(もちろん猫日記だ)を公開するために使っている。この日記にMacネタを書いたりもしていたんだけど、猫にしか興味がない人が読んでいるかもしれないと思うと、あまりくどくどとMacな話題を展開してもということで、Macな話題はこの別館のほうに分離することにしたというのがここのサイトの始まりというわけだ。
話はそれてしまったが、このMac miniはとても働きもので、さらに外付けのハードディスクを接続してファイルサーバとしても使っていたり、iTunesのライブラリも置いてあったりして、かなり酷使しているといっていいかもしれない。それでもハングすることもなくノンストップで動き始めてもう1ヶ月近くなる。サーバなので、このMac miniを直接操作することはないから、キーボードもマウスも、ディスプレイもつないでいない。管理は、RemoteDesktopで行っている。
本来の目的は、猫バカサイト「た〜にゃの部屋」を充実させることだったんだけど、いつのまにかいろんな事の実験室みたいなことになっていて、いろいろなWebカメラを試してみたり、データベースのプログラミング技術を磨いたりしている状態だ。こういったことがいつか何かの役にたつ日は来るのだろうか。はなはだ疑わしい今日この頃だ。