2007年11月6日火曜日

Automatorでバーコードスキャナをもっと活用

 前に、「レーザバーコードスキャナをMacで使う」という記事と、「バーコードスキャナの別の活用法」という記事で、バーコードスキャナ関連のことを書いたけど、今回はさらにバーコードスキャナを活かすために、Automatorに初挑戦してみましたという話。

 やろうと思ったことは、スキャナで読み取った商品(主に食品)のバーコードで、「食べ物のことならなんでもガイド! みんなの食品クチコミ情報サイト もぐナビ(mognavi)」を検索して、その商品のページを表示する。そして第2段階としては、その商品写真をダウンロードしてiPhotoに登録するところまでやってしまおうと。さすがに初めてのAutomaterで、右も左もわからない。しばらく、どうやってバーコードを読ませればよいのか(文字の入力が出来ればそれでいいんだけど)すらわからなくて、というか探したけどそういうアクションはないようなので、AppleScriptで書いてあげることに。AppleScriptといえば、さらに輪をかけてわからないので、あちこち検索してなんとかバーコードを入力するスクリプトができた。ここまでできたら、あとはそれほど大変じゃなかった。

 何をどういうふうにやっているかは、中身を見てもらえばわかるのであまり詳しく書かないけど、検索はGoogleを使って、得られたリンクURLをフィルタして、お目当てのページデータをゲット。そこから、画像URLを取り出して、商品写真をダウンロード、そいつをiPhotoに登録という感じだ。

 興味のある方は、下記のリンクからダウンロードして動かしてみて欲しい。初めて作ったAutomatorアプリケーションということで、作りが甘いところは勘弁してもらいたい。特にエラー処理を意識していないし、それでもなんとかなってしまうところがAutomatorのすごいところっていうところなんだけど。

もぐナビSearch     バーコードで商品ページを検索

商品写真Downloader  バーコードで商品写真をダウンロード

Tiger上で作成したので、Leopardでは動かない部分がある。「もぐナビSearch」のほうはかろうじて動くみたいだ。ちなみにバーコードスキャナをお持ちの方でなくても、バーコードの下のコードを手で入力すれば利用することが出来る。ちょっと面倒だけどね。

こうやって商品写真が並ぶとなんだか壮観だ。ファイル名は「コード.jpg」となっている。こうやって結果を掲載すると、私の食生活がばれてしまう。


ダウンロードした商品画像は、「ピクチャ」フォルダの中に「商品写真」というフォルダを作ってその中に保存している。iPhotoに登録しなくてもいいやという方は最後のアクションを削除してしまえばいいし、逆にiPhotoに登録されれば保存したファイルはいらないという場合には、「読み込み後にソースイメージを削除」にチェックをいれればいい。

いまのところ追加したい機能は、いちいち起動しなくてもできる繰り返し連続処理する機能と、商品名をiPhotoのタイトルとして保存する機能あたりだ。DashBoardに登録して呼び出すにはどうしたらいいだろうか。

こういうところが、本格的なプログラミングなしにできてしまうMacOSXはやはりすばらしいの一言に尽きる。

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