2007年5月29日火曜日

バーコードスキャナの別の活用法

 USBのバーコードスキャナをMacにつないだときに、キーボードとして認識しようとするのはある意味正しくて、読み込んだ文字を入力するという動作はキーボードのそれとあまり差がない。何が言いたいかというと、バーコードで読み込んだデータ(たとえばJANならば13桁の数字)はキーボードで入力されたのと全く同じようにOSに渡されるわけで、もし日本語入力モードならば全角で入力されるのだ。実際にはバーコードに記述されている文字(数字)の後にキャリッジリターンが付加されているので全角で確定する。

 ということは、入力する相手(アプリケーション)がバーコードスキャナでの入力を想定して作っていないモノでも入力装置として使えることになる。つまり、今回のように「Delicious Library」やよくあるPOSシステムや、図書館の貸し出しシステムや、レンタルビデオ屋さんの会員システムでなくても、例えばエクセルでもWebブラウザでもよいということなわけで、これは何か活用できるのではないかとしばらく考えてみる。13桁の数字を瞬時に入力できるというメリットが活かせるシチュエーションってどんなだろう。

 試しにやってみたのは、Safariの検索フィールドに入力して見ることだ。つまりバーコードデータでGoogle検索をするわけだ。これが意外と面白い。その商品そのものズバリのページを見つけ出す確率がとても高いように感じる。普通の検索だとその商品のことに言及しているページがかなりの量検索結果として得られてしまう。検索結果がたくさんということはある意味何も得られていないことと同じで、ある程度絞り込まれてくれないと使い物にならないのだが、バーコードによる検索だと例えばメーカーの製品仕様のページだったり、オンライン販売の商品説明ページだったりがスバリと絞り込まれるのだ。マイナーな商品のほうがやっていて面白い。

 「Delicious Library」は、Amazonを検索するくせに本とDVDタイトルとCDタイトル、そしてせいぜいゲームとソフトウエアくらいしか検索対象にならないようだ。(しかもソフトウエア例えばiWork06はゲームに分類される)つまり、電化製品やコンピュータ関連機器などは「Delicious Library」に取り込んでくれない。でも、Googleで検索するとAmazonのページも検索されるし、楽天のページも検索される。Amazonの検索フィールドにバーコード入力するとそれこそピンポイントでその商品のページが表示されるし、楽天の検索フィールドで同じ事をやると楽天中のショップから指定商品が全て(なのかな)検索される。ひとつ残念なのは「価格.com」がバーコードで検索しても何も得られないということだ。

 ただ、この活用法が限定的であると言わざるを得ないのは、これから買おうとする商品のことを調べたいときには役に立たないからだ。手元に商品(あるいは少なくともそのバーコード)がないとバーコードによる検索はできないのである。ではどんな時に役に立つのかというと、オークションに出品するときに商品のスペックを調べたり、参考情報のリンク先として紹介するページを見つけるなどの場合だ。あるいは、最近はどんな商品にもホームページのURLが表示されているけど、それを見ながら手入力するよりはずっと手軽にその商品のページにたどりつけるかもしれない。さらにGoogleのイメージ検索をしてみると割とダイレクトに検索できる。

検索の例
ガーナチョコレートのGoogleのイメージ検索
クロレッツXPのGoogleのイメージ検索

 なぜ、ガーナチョコレートとクロレッツXPなのかって?手元にそれがあったからという単純な理由だ。


 「Delicious Library」に入力するのならばバーコードスキャナを買わなくてもiSightでできるけれど、バーコードを使って検索という今回の必殺技(そんな大げさな)はバーコードが無くては使えない。え?目で読んで手入力すればバーコードスキャナはいらないって?いやいや、少なくとも私は小さな字で書かれた13桁の数字を読んで手入力するような極めて困難な作業はごめん被りたい。同感でしょ?

 さあ、いますぐバーコードスキャナを買いに走るのだ。どうせ買うのならばBluetoothのレーザスキャナを買ってその使い心地をレポートしてもらいたい。

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