盛り上がっているといっても、テンションがあがっているとかの方ではなくて、物理的な意味でバッテリが膨張してしまっているのである。昨年の夏頃からこの「盛り上がり」は始まっていて、最初はバッテリ残量確認ボタンのあたりが少しふくらんで、1〜2mmの浮きがみられた程度だったのが、すぐに5〜6mmは出っ張ってしまうようになって、普通に机の上に置くことが困難になってしまったので、小さなタオルなどを敷いてしのいでいた。バッテリの性能としてはなんら問題がなかったけれど、発火したりしてもしゃれにならないと思って、サポートに電話してみた。もしかしたら無償交換ということもありうるかとの期待も込めての問い合わせだ。
このMacBookProは、最初のIntel機ということもあって、発売直後に即ポチして手に入れたからかれこれ3年になる。残念なことにAppleCare Protection Planには加入していなかったから保証期間はとっくに切れている。電話に出た女性のオペレータは、本体のシリアルなどを確認した上で、いくつかあるバッテリ交換プログラムに該当していないか丁寧に調べてくれた。ひとつだけ私のこの機種が対象となっている交換プログラムがあったのだがすでに終了してしまっているらしい。部品交換としてバッテリを購入するといくらになるのかも調べてもらったが、約18000円だということだった。「約」というのが不思議なんだけど実際に手配してみないと細かい金額はわからないとのことであった。
ただ、「このままご使用いただいても、発火などの危険や、バッテリの性能として問題はありません」というので、もうちょっとこのまま使って、おりを見て安いところを探して購入することに。まあ、問題を先送りにしたわけだ。去年の夏に異常に気がついたときに放置しないですぐに問いあわせておけばバッテリ交換プログラムが適用になったのかもしれないのだから、先送りすることにいいことはありそうもないけど、もういまさらという感じだ。
少しふくらんでいるくらいの状態ならばよかったけれど、これほどまでに「盛り上がって」しまうと通常の使用にも支障が出てくる。家で使用するときは外部ディスプレイに接続してキーボードも繋いで「閉じて」使用しているが、普通に置く(平置きする)ことができないので、「立てる」ことも考えたけど、厚めのコミック誌2冊で本体を浮かせている。いわゆる下駄を履かせている状態。持ち運ぶことはもうあきらめている。
サポートのオペレータのおねいさんは危険はないと言ったけど、電話のみのやりとりで実際の様子をみていないわけだし、現状は写真の通りちょっとあまりみない光景になってしまているから、現物をジーニアスに見せてどんな反応が得られるのか興味はある。銀座方面に出かける用事があったらばついでに寄ってみようかと思う。
3年ほどでこんなになってしまうのはちょっとがっかりだけど、新しいアルミユニボディのMacBookProが欲しくてたまらない今日この頃なので、購入に踏み切るためのとてもよい理由付けができたと、実は内心ほくそえんでいるのである。
2009年2月1日日曜日
MacBookProのバッテリ、異常な盛り上がりを見せる
投稿者 Unknown 時刻: 18:47
ラベル: MacBook Pro, バッテリ
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3 コメント:
Apple Store に直接持ち込むと無償交換になる可能性大ですね
ほぼ同じ状態で同じ対応で私は無償交換になりました
じら、と申します。
17inchではありますが、去年秋頃に銀座で無償交換してもらいました。(保障期間外です)
バッテリが、かなり膨らんでいたので驚きました。
状況説明して、即交換だったので一安心。
スムースな対応でした。
匿名さん、じらさん、ありがとうございます。
それはとても希望の持てる情報をありがとうございます。
私も銀座に持ち込んでみようと思います。こういうのって、わりとよくある現象なのでしょうか。
ユニボディの17インチでこれがおこるときっと大変ですよね。バッテリーがふくらむ圧力はかなりなものなので、ボディが歪んでしまいそう。
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