2010年6月25日金曜日

iPhone 4は裸で使えない


 落としやすいとか、表裏の両面がガラスだから(いかに強化ガラスといえども)落としたらダメージを受けるのは必至とか、そういったことではない。もっと切実な問題なのだ。

 昨日入手したiPhone 4。初日からトラブルの連続である。今日も朝から憂鬱な気持ちでサポートに電話をかける。しかも、iPhone 4からではなく、家の固定電話からかけている。何が起こっているのかというと、通話が切れるトラブルに悩まされているのだ。まあ、iPhoneで通話中になんの前触れもなく通話が切れることは、時々は起こる。まあ、相手の電波状況とかも関係するから一概には言えないけど、それほど気にはしていなかった。ある特定の相手との通話時に多かったし、それはその方の住んでいる場所の電波が弱いことが関係しているし。

 我が家では、奥まった部屋では電波が弱くトイレなど圏外になってしまうくらい。なので、ホームアンテナ(今のフェムトセルのやつではない)を設置してそれからはしごく快適だった。外では充分な電波が得られる、問題は部屋の中だけという典型的な屋内圏外のパターンだから少なくともホームアンテナのある部屋では常にアンテナが5本たっている状態だったから支障はまったくなかったのだ。

 しかし、昨日の記事にあるとおり、とてもスムーズにiPhone 4を入手したというのに、帰宅直後から悪夢のような日々が始まってしまった。まあ、日々っていったって2日だけなんだけどね。いままで旧型とは言えホームアンテナの効果でとても安定した電波状況が得られていたのに、iPhone 4を携えて帰宅したとたんにアンテナは1本〜2本に。ひどいときは、0本だったりアンテナの表示そのものがなくなってしまったり。まあ、「圏外」という表示にはならなかったけど、通話そのものはひどいもので、3〜4分話しているだけで突然相手の声が聞こえなくなり、「切断されました」となる。タイミングが悪いと着信はするけどまったく相手の声が聞こえないまま切断なんてこともある。

 こんな日に限って、仕事上のわりと重要な電話が何本かはいる。そして、これが切れまくりだからしびれる。どっちかというとクレームに近い内容の電話が切れまくりでは、こちらの神経がすり切れまくってしまう。今日などは、出先でとった電話がすぐに通話できなくなり、ちょっと込み入った内容の用件が完了するまでに7回電話を繋ぎ直している。そして、そのうち二回はさきほど紹介した着信すれども声は聞こえず状態だ。もしかしたら、着信すらしなかったケースもあったのかもしれない。これも、わりと重要な電話だから始末が悪い。

 いったいどうなっているのか?初期不良を掴まされたのだろうか。気分はもうブルー一色である。今朝方ののブルーのユニフォームの活躍には溜飲がさがったけれどね。

 あらためて、サポートに電話。昨日試した、「設定>一般>リセット>ネットワーク設定をリセット」につづいて、設定>一般>リセット>すべての設定をリセット」を試すよう促され、それでもだめだたったら「復元」を試せとのこと。ところが、復元で新規の端末として初期化しても、状況は改善しないのである。もう、八方ふさがりである。とりあえずの回避策として、3GSにもどることもSIMの形状が違うのではどうしようもない。

 くそお、もう一度ショップに行って相談だと出かける前に、ふと目に留まったギズモードの記事を読んでぶったまげてしまった。アンテナに触るなってあんたそんな無茶な。この記事の中では、アンテナが消えるとは書いてあるけど、通話が切断されるとは書いてない。ともあれ、そういわれると思い当たる。たまたまかかってきた電話が最後まで切れなかったときは、ヘッドフォンを装着していてiPhone 4は机の上に置いていたのだ。どおりで、アンテナが消える現象を見極めようと机の上に置いたiPhone 4をにらみつけているときにはアンテナは5本立ち続けているわけだよ。

 ああ、しかしほんとどうやって通話しろっていうんだよ。出先で電話とるときなんか持ち方に神経使ってられないぞ。しかも、私のポリシーとしては以前も書いたとおりiPhoneの美しいフォルムを覆い隠すようなものは使用しない、最近の言い方で言うところの「裸族」なわけで、カバーの類を使うのは抵抗があるなあ。しかし、これがホントならアップルが純正のバンパーなる製品を売ろうとしているのもよくわかる。アンテナの部分だけをきれいに覆い隠す仕様のカバーが必要だったんだな。アップルはこのような状況がわかっていてわざわざ前例のない純正ケースの販売に踏み切ったのではないだろうか。(前例ってあったかなあ)

 どこぞのバーに置き忘れられたiPhone 4がケースで覆われてカモフラージュされていたことを考え合わせると、そのカモフラージュがあだとなって、この問題が表面化するのが遅れてしまったとも考えられなくもない。わかったときにはすでに大量に生産がはじまってしまってあとには引けない状況になっていたのかもしれない。そんなわけで、アップルとしてはめずらしく純正のカバーを発売して少しでもクレームを減らそうとしたのではあるまいかとも考えてしまう。

 だとすれば、バンパーは無料配布が筋ともいえる製品なのかもしれない。

6 コメント:

つつじ さんのコメント...

ちょくちょく拝読させていただいております。
私も気になっておりましたが、そうだったのですね。。。ちょっとショックです。そういえばドコモのMotorollaでも全く同じ方向の話がありました。海外仕様は皆そうなのかな。
加えて私の事例は「macにつないだ状態での通話は異常に発熱する」というものです。あんな熱い温度は思わず「あっっつう」と。CSに聞いたら「警告画面が出ないなら仕様です」とのこと。え゛ぇぇぇ。。100円カイロより熱いのに?
液晶問題やら今回のバッテリーやら、いろいろありますね。。。

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marshall さんのコメント...

つつじさん、コメントありがとうございます。

熱の問題はなんとも歯がゆい問題ですね。端末の集積度があがって、性能もあがってバッテリーの容量も大きくなって、発熱する要素はてんこ盛りですからね。
それにしても、「あっっつう」(笑)というのは熱くなりすぎかな。

私が気にしているのは、症状が出ない個体があるらしいことと、設計ミスによるものと言えそうな話なのに、それの対処のためのバンパーを「販売」していること、そしてその値段が決して安いとはいえないこと、さらに発売のタイミングが遅いことです。

今回のことは、決して小さくないアップルの失態だと思います。

あ、勘違いしないで下さいね、だからといってアップルが嫌いとか、iPhoneがだめとか言っているわけではないので。

kyohpon さんのコメント...

白待ちなのでiPhone4のレポートをうらやましく拝見しています。つつじさんのコメントを見て、ふと思い当たったことがあります。iPhone3GをiOS4にアップデートしてしばらく使用している内に、今までよりバッテリーの減りが早いことと、本体が熱を持つことを経験しました。発熱はこれまでのOSでは感じなかったように思いますので、もしかしたら次のアップデートで直るかもしれませんね。

marshall さんのコメント...

kyohponさん、コメントありがとうございます。

こちらこそ、日和ったりせずにあくまでも白を待つことができるkyohponさんをうらやましく思います。私自身、3G、3GSともに白で4も当然白が欲しかったのですが、kyohponさんのように待つことができませんでした。待った方がよかったと今では後悔していますが後の祭りです。

kyohponさんのいうようにアップデートで改善してくれるととてもうれしいのですが、期待できるでしょうか。アップルのことだから通常のケータイメーカーなんかよりはきちんとした対応をしてくれると信じたいところです。

匿名 さんのコメント...

少なくとも、私の周りでは仕事の用件で使う電話はDocomo、プライベート用としてiPhoneが鉄則です。SoftBankは通信状態の悪いところもあるので仕事の用件で通話中に切れたりすると相手にかなり悪い印象を与えます。信頼は金で買えませんから。

marshall さんのコメント...

匿名さん、コメントありがとうございます。

iPhone 3Gが発売になったときそれまで18年間使ってきたDocomoからMNPしちゃったんです。まったくバカですよね。なんだか、iPhoneをメインで使わないといけないっていうへんな使命感に燃えちゃったんですね。その時も、2台持ちは流行したんですけど、そもそも自営業な私はプライベートも仕事も一台の携帯で済ませていましたから、そこでiPhoneを2台目にするとあまり出番がなくて何のためにiPhoneを買ったのかがわからなくなるのではとも考えたんです。実際問題としては、それほど困ったことはありませんけど、今回はさすがに困りました。

ただ、これからもiPhoneを仕事にもフルに活かして行く方向でがんばってみるつもりです。