2009年4月20日月曜日

iPhoneの操作をMacの画面でデモする



 iPhoneの操作をレクチャするような場面(たいていは「iPhoneってこんなこともできちゃうんだよね」って見せびらかす時)では、どうしても手元のiPhoneをのぞき込むような感じになってしまう。相手が一人ならまだいいけど、2人とか3人とかになるとちょっとつらいわけで、ましてや相手が老眼鏡をかけても視力があやしい私の両親の様な場合には、JobsがiPhoneの発表のときにしていたみたいに画面に映し出せるといいなあと感じていた。そしたら、絶妙なタイミングでギズモードの記事が目に留まる。DemoGODとScreenSplitrでそれができてしまうらしい、しかもワイヤレスだ。

 さっそくDemoGODをMacにダウンロード。特別なインストール作業はいらない。ScreenSplitrはCyda経由でiPhoneにインストールする。(ScreenSplitrは、JailBreakが必要だ)

ScreenSplitrをタップすると、下記のような画面が現れてすぐに閉じてしまうが、アイコンに「ON」のバッジが表示されて動作しているのがわかる。このアプリはバックグラウンドで動作するわけだ。



 つづいて、DemoGODを起動すると、iPhoneの形をしたウインドウが開いて、自動的にローカルネットワーク内のScreenSplitrが動作しているiPhoneを探してリストアップしてくれる。



iPhoneの名前をクリックすると即座に、iPhone側にメッセージが表示され接続の確認が求められるので「Accept」をタップ。



 その時点からもうDemoGOD上にiPhoneの画面がリアルタイムに映し出される。



 これはすごい。画面の動きは、ほんの少しディレイがあってもたつきはするけども動きの速いゲームとかでなければ十分に許容できる範囲だ。そして、当然と言えば当然だけどiPhoneがロックすると画面はそのまま同じように真っ暗になるし、ロック解除の画面も表示される。ロックしてロック解除しても継続して使えるわけだ。*1

最初、DemoGODを起動して表示されるiPhoneの形をしたウインドウはすごく大きいように感じたけど、表示されている画像のネイティブの解像度(320×480)をそのまま表示しているので、iPhoneでスクリーンショットをとった画像と大きさは変わらない。なるほどね。ただ、表示するMac側の解像度にもよるけれど実物のiPhoneよりもかなり大きい(約2倍)わけだけど、これはかえってこのほうが視認性がよくなってデモという目的からは都合がよいと思う。(DemoGODの画面キャプチャ画像は縮小して掲載している。画像をクリックして表示されるのが実際のサイズ)

 画面の回転にも対応していて(ただし左回転だけ)画面の中身はリアルタイムに回転表示されるけど、ウインドウは手動で回転しなければならない。(コマンド+Tでいける)



 先日のエントリでも伝えた通りiPhoneユーザになった両親に対して、これから何度も操作方法のレクチャをすることになると思われるが、これがより快適なものになるのは間違いない。しかも、ただ便利だというだけでなく、こういうソリューションというのはほんとうにわくわくする。アップル純正のiTunesの操作アプリ「Remote」に初めて触れたときに感じたのと同じどきどきがある。文字通りの「離れ技」な感じがするのである。さらに素晴らしいのは、使用するに当たって設定作業とかがまったくいらないということ、そもそも設定する画面がない。立ち上げるとすぐ使える。操作はシンプル。こういうのってほんとにいい。

 このアプリはすばらしい。デモ目的だけでなくて、iPhoneの画面をキャプチャするのにも使えそうだ。いちいち接続する必要がないから手間がかからなくていい。もっとも、iPhoneの形をしたウインドウが邪魔でなければだけど*2。そして、「SnapzPro X」のような画面キャプチャユーティリティを使えば、iPhoneの操作を動画として保存することもできる。

 実際に「SnapzPro X」でDemoGOD上で表示されるiPhoneの操作をキャプチャしてムービーを作成してみた。

iPhoneの操作をムービーに保存したサンプル(2分16秒11.4MB)

*1 追記:その後テストをいた結果、ipHoneがロックしたとき、接続が切れることがあるようです。どのような場合に切れるかはいまのところ不明。

*2 追記:DemoGODに表示中の画像はドラッグ&ドロップでJpeg画像が保存できます。このとき、iPhoneの形をしたウインドウフレームは画像に含まれません。これは便利。すっごい便利。このためだけに使ってもいいかもしれない。

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