2008年6月12日木曜日

日本の携帯にあって海外の携帯にないもの

 iPhone 3Gの日本発売にあたって、ぜひ搭載して欲しかったのだけれどやっぱりなかったものがある。

 ここで、おサイフケータイ機能だのワンセグだのが欲しいというつもりはない。そりゃあ、コンビニでのお買い物のためにエディ・ID・ナナコを仕込んで、レジでは常に携帯をかざしている身であるからして、おサイフケータイ機能がないのは痛いし、モバイルSuicaを通勤に使っている方などはもっと切実だろうと思う。また、せっかくの大画面なのでYouTubeやPodcastや、録画してエンコードした番組だけでなく、テレビ放送をそのまま見ることができたら悪くはないと思うけど、それらをiPhoneに求めようとは思わない。

 日本で販売されている携帯でも、ノキア製やサムソン製の携帯にはついていないもの。それは一体何かというと、「携帯ストラップを取り付ける穴」だ。欧米の方々には、携帯にストラップを付けるという文化がないのだろう、ものの見事に海外製の携帯はどれもこれもストラップが付けられない。現在、ソフトバンクで使用しているサムソンの707SCもご多分にもれず携帯ストラップを付けられないのだが、707SCは薄くて軽いのでそれを損なってまでストラップを付ける意味があるのかといえば少し微妙ではあるけれど、薄くて軽量だからこそストラップがない状態だとつい手からすべり落ちてしまいそうで神経を使う。iPhoneにおいても、もしストラップが付けられるのならば首から提げるとまではいわなくても、手に持って使う場合にそれほど気をつかわなくてもよいのではないだろうか。


 また、別の側面からもストラップを付ける意味はあると考えられる。

 もし日本でiPhoneが爆発的な人気を博し、数百万台も売れて右を見ても左を見てもみんなiPhoneを使っているような状況が生まれると、自分のiPhoneとひとのiPhoneが区別がつかなくなって困るなんている状況が発生するかもしれない。そんな状況でも携帯ストラップがついていれば、自分のiPhoneを識別するのに役に立つと思われる。また、個性的なストラップは自分を表現するアイテムとしても機能するのではないかとも思う。日本独自の文化といってもいい携帯ストラップは、元はといえば日本に古くからある「根付け」の文化から生まれ、現在に継承され息づいている文化だと思うから、単なる機能だけの意味ではなく現代の「根付け」としての美意識を具現するアイテムとしてiPhoneとともに使える意味はとても大きい。

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