2008年7月16日水曜日

iPhone3Gの第二波がやってくる


 iPhone3Gの発売日からまだ5日しか経っていないというのに、あの騒ぎがなんだかもう遠い昔のことのように思える。思えば、6月11日に衝撃の発表があってからあまり情報らしい情報が出回っていなかった。特にこういったものに興味を抱いている、私のような「新しもの好き」「熱烈なアップルファン」いわゆる「アーリーアダプタ」以外にはあまり認知されていなかったのではないか。実際、発売日直前にまわりに尋ねても、知らなかったり興味がなかったりする方が多くて、私たちが熱狂しているほどは世間では騒がれてはいいようだった。もしかしたら、私たちを含めた一部の人たちだけが熱くなっているだけだったのかもしれない。

 そしてあの騒ぎ。11日の朝から報道各社がiPhoneの発売と過熱ぶりを伝え、特に昼過ぎにはどのチャンネルをまわしてもiPhone一色というテレビジャック状態だった。私はわけあって、11日はほぼ一日ソフトバンクショップの店頭にいたけど、テレビ放送をみたと思われる人たちが次から次へとやってきては「iPhoneありますか」「予約できますか」の嵐だし、電話もひっきりなしにかかってきてこれもやはりiPhoneの問い合わせばかりだった。その様子を見ていて思ったのだが、このあと確実にビッグウェーブの第二波がやってくるのではないだろうか。

 最初のビッグウェーブは、どちらかというと「新しもの好きな」「濃い人たち」が押し寄せたけれど、あのさわぎの報道を見た普通の人たちが今度はもっと大きな波としてiPhoneを求めて押し寄せてくるのではないだろうか。それを裏付けるかのように、まわりの反応もがらりとかわって、ほとんどの方がiPhoneの事を知っているし、興味もあるようだ。(もちろん目の前に現物があるわけなのであたりまえといえばあたりまえだけどね)
満を持したかのようにiPhoneのテレビCMも流れ初めて、どちらかというとあまりテレビをみない私でも何度も目にするようになった。

 ちょっと心配なのは、あまりiPhoneの事をしらないで「ただ話題になっているから」とか「デザインがいいから」くらいの気持ちで購入しようとする層もかなりいるはずなので、実際に手にした後に「こんなはずじゃなかった」といったネガティブな反応、もしくはクレームの嵐が発生するかもしれないと言うこと。

 コンピュータがなければ使えない携帯がそれほど売れるわけはないという意見も散見するが、同じくコンピュータがなければ使えないiPodがこれほど売れていることを考えればそれはあたらない。それよりも、導入時の設定作業のわかりづらさを解消したり、MobileMeを含めたシステムやサービスの安定性などを確保できるかというところがとても重要だと思う。iPodは売れているけれど、iPhoneはiPodほど操作が簡単で単純な機器ではないということと、なんといっても2年縛りの通信料の存在は高いハードルになっていることは間違いない。

 さあ、アップルとソフトバンクはビッグウェーブの第二波を受け止める準備ができているだろうか。第二回目の製品の供給(出荷)をタイムリーかつ潤沢に行えないと、せっかくのビッグウェーブに乗り遅れることになってしまう。

 私たちは、できるかぎりiPhoneを使ってゆく上での問題点を解決する方法を見つけたり、もっとiPhoneを楽しんだり役立てたり出来るような情報を発信して、あとからやってくる人たちをお迎えしようではないか。かつてのMacがそうであったように、私たち先行ユーザの「おもてなし」が製品の魅力の一部になるならばiPhoneの未来は明るいはずだ。

2 コメント:

eco さんのコメント...

はじめまして。
apple-styleさんからやってきました。
最後の一文に感動してコメントさせていただきました。
すごく前向きな発言ですばらしいですね。
こういうユーザーさんがいるメーカー、製品は幸せですね♪

marshall さんのコメント...

ecoさん、コメントありがとうございます。

昔のMacユーザってこうだったんですよ。地域の小さなMac専門店がサロンのようになっていて、みんな用事もないのに入り浸っている。わからないことがあると助け合って、みんなで問題を解決していました。そこに新しいユーザが加わると時などは、お店の人よりも先輩ユーザがみんなで面倒見てくれて、私も約18年前ですがとてもすてきなMacユーザデビューができました。そうした状況が、間違いなく当時のMacの魅力の一部であったと思います。